【第385回】たぶん皆ガラパゴス

ラクしてうまくいくコツ

はじめにいっておきますが…

ガラケーのことじゃないです。

ちょっと前に4歳の息子が「たかくんはいつもママのためを考えているんだよ!」と言ったんですね。

そのときは「ほーん?」くらいにしか思わなかったんです。

でも、よくよく考えてみると…「あー、なるほど。ガラパゴス的な進化を遂げた発想だったのね」と。

独自の進化で有名なガラパゴス〇〇

ガラパゴス諸島の生き物って、

「独自の進化を遂げた〜」とか

「独自の生態系が〜」とか

「独自の世界が〜」って言われますよね。

あれって、ものすごーくざっくり言うと

うっかりガラパゴス諸島にきちゃったけど、元の場所に戻れないから、仕方なくその場所で生き延びていくため適応した説

が有力ですよね。

ようは、今までと違う狭い世界で生きていくために必要で…ってことです。

これ、とっても思い込みの形成と似ている!

生きていくって守りの要素が強い

生きるって、攻守の両方が必要です。

でも、どっちかっていうと、守りの要素のが大きいと私は思っています。

だってね、人間の脳がそうできてるんです。

それこそ、マンモスを追いかけてた時代からずっと。

なぜ、脳は「守り」重視で出来ている?

人間の脳って、悪いことをしっかり覚えているように出来ているんです。

ちなみに良いことはスルーしがちです。

なんでかって?

悪いこと=危険!実を守るために覚えていなくっちゃ

という判断からです。

これが、マンモスを追いかけているような時代から…

いえ、もしかしたら類人猿の時代からずーっっっっっっと続いているかもしれません。

まず、生きていくこと。それも安心安全に

できるだけ、安心安全に生きていきたい。

これって普通のことだし、そのための進化です。

野生動物だって、安全確保にはかなり気を配りますよね?

だから、ある意味「怖くて挑戦できないんです」は正しいのかも知れません。

だって、挑戦したら死んじゃうのだとしたら、挑戦しないほうが生き物として正しいはず。

安心安全に生きていくために…

思い込みってだいたい、子ども時代に生まれます。

子どもって世界が狭いから、当然視野も狭い。

その狭い世界と視野で自分を守るためにアレコレ考えた結果の思い込みなわけですが…。

これってちょっと、ガラパゴス的な進化に似ていません?

子どもの頃に生まれた思い込みを大人の視点で丁寧に紐解くと、「え、なんでそんなこと考えちゃったんだろう?」ってことがよくあります。

でもそれってしょうがないんですよね。

当時は世界も視野も狭かったから。

「たかくんはいつもママのためを考えているんだよ!」

これは、息子なりに安心安全を確保するための思考だったのかなと。

私は「自分の好きにしたらいいんじゃない?」というスタンス。

なので、息子からしたら「ママがちゃんと僕のことを見てくれない!!」と思えるみたいで…😅

「たかくんがママのことを大切にすれば、ママがもっとたかくんのことを好きになってかまってくれるはず!」

という思考が生まれたみたいなんです😅

皆ガラパゴス

自分の世界で作り上げた思い込みだから、人それぞれオリジナルかつユニーク。

こんなオリジナルもユニークも嬉しくないかもしれませんが…😅

だから、どこかそのへんに答えが転がってたりなんてしないんですよね。

あるのはヒントだけ。

誰かに手助けしてもらうこともできますが、それでも最後は自分。

本当の意味で自分を助けられるのは自分だけなんです。

ps.

自分らしさ、自分の底力を見出すためには、自分を知らないといけないのですが…

詳しくはこちら

pps.
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